神戸市の盗撮事件で逮捕 少年鑑別所送致を阻止する弁護士

2016-05-31

神戸市の盗撮事件で逮捕 少年鑑別所送致を阻止する弁護士

神戸市灘区在住のAくん(17歳、高校生)は、兵庫県迷惑防止条例違反盗撮の容疑で兵庫県警灘警察署逮捕されてしまいました。
バイト先や通っている学校の女子トイレに小型のカメラを設置して盗撮するという手口だったようです。
Aくんの両親は、逮捕の知らせを受けてすぐに少年事件に強い弁護士相談することにしました。
(フィクションです)

~少年鑑別所とは~

少年事件で登場するキーワードの1つに「少年鑑別所」というものがあります。
ここはどういう場所なのでしょうか。
少年院とは違うのでしょうか。

少年事件が発生した場合、警察が捜査を行った後、原則として検察官に送致されることになります。
検察官も捜査を終えると、家庭裁判所に送られることになります。
そして、家庭裁判所は調査・審判を行うために観護措置というものを行うことがあります。
ここで登場するのが少年鑑別所です。
少年の心情の安定や自傷他害を防止することが目的の施設なのです。
また、少年鑑別所では更生のためのプログラムが検討されることにもなります。

一方で、少年院とは、観護措置の後、家庭裁判所が審判で少年院送致という保護処分を下した場合に登場します。
したがって、少年鑑別所と少年院は別個の施設ということです。

さて、少年鑑別所に送致されると、通常4週間、最長8週間は鑑別所で過ごさなければなりません。
その間、学校に行くこともできず、少年にとっては多大な不利益が生じます。
特に、今回のAくんのような高校生だった場合、貴重な学生生活の期間を奪われることになります。
また、受験等を控えている場合にも勉強面や出席日数等の問題も出てくることがあるでしょう。
そこで、少年事件の場合はできるだけ早期に相談し、少年鑑別所送致を防ぐ必要があるのです。

あいち刑事事件総合法律事務所は少年事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
少年鑑別所送致の阻止に向けて、迅速な活動をさせていただきます。
そのためにも、少年事件が発覚した場合はすぐにご相談ください。
初回相談は無料です。
また、具体的状況に応じて、初回接見・付添サービスもご案内できます。
(兵庫県警灘警察署 初回接見費用:3万5600円)

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