三重県の盗撮事件で逮捕 略式手続での解決を目指す弁護士

2016-02-26

三重県の盗撮事件で逮捕 略式手続での解決を目指す弁護士

三重県津市在住のAさんは、津市コミュニティバスの車内で盗撮をしてしまいました。
被害者の通報により、Aさんは三重県警津警察署逮捕されました。
Aさんは罪を認めており、取調べ後は解放されました。
そこで、Aさんは盗撮事件に強い弁護士に弁護を依頼しました。
(フィクションです)

~略式手続による解決~

略式手続とは、「略式命令」により100万円以下の罰金または科料に処す手続きです。
公開の裁判が開かれることはありません。
書面のみによる非公開の審理で刑罰を決めるのです。
法定刑に罰金刑がなければ利用することができません。
盗撮での三重県迷惑防止条例違反の場合、法定刑は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
したがって、盗撮事件の場合は略式手続による早期解決が可能なのです。

略式命令の請求(略式起訴)は検察官が公訴提起と同時に行います。
略式起訴をするかどうかは検察官が決めることです。
ですので、弁護士としては略式起訴をするように様々な働きかけをすることになります。
例えば、示談を早急に取りまとめたり、盗撮事件の被疑者が深く反省していることを伝えたりします。
被害を回復し、被害者の処罰感情を鎮めるということが重要なのです。

裁判所は、略式命令請求があった日から14日以内に略式命令を発することになります。
通常の裁判よりもはるかに早く事件を終わらせることができます。
ただし、略式命令の内容に不服がある場合には、通常の裁判を求めることもできます。
また、略式手続も裁判の一種なので、前科を避けることはできません。

このように、盗撮事件であれば、略式手続で素早く解決することができます。
あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
盗撮事件の示談交渉を含む被害者との交渉も数多く手掛けています。
盗撮事件で、略式手続による解決をお考えの方は、あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

初回の相談は無料で行っております。
気になること、聞きたいことはご気軽に弁護士にお尋ねください。
また、逮捕されている方に対しては初回接見サービスもご用意しております。
(三重県警津警察署 初回接見費用:4万2700円)

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