名古屋の盗撮事件 共犯関係に強い弁護士

2015-02-14

名古屋の盗撮事件で逮捕 共犯関係に強い弁護士

Aさんらは、複数人で盗撮行為を行うために名古屋市緑区にある銭湯に入りました。
Aさんが女風呂の更衣室に盗撮用のカメラを仕掛けましたところ、それを不審に思った女性客により事件が発覚しました。
なお、愛知県警緑警察署逮捕されたAさんは女性です。
(フィクションです。)

※8月31日のスポニチを参考に作成しています。

~盗撮と共犯~

共犯には、必要的共犯と任意的共犯の2種類があります。

必要的共犯とは、刑法の条文上、初めから複数の行為者を予定して定められている犯罪を言います。
たとえば、騒乱罪や賄賂罪がこれにあたります。
他方、任意的共犯とは、条文上単独の行為者を想定して定められている犯罪を、2人以上の行為者によって実現する場合をいいいます。
たとえば、殺人罪や窃盗罪がこれにあたります。
さらに、任意的共犯は、正犯、教唆犯、幇助犯に分かれます。

この任意的共犯には、盗撮も含まれます。
なぜなら、盗撮は、単独でも、2人以上共同してもこれを行うことができるからです。
Aさんの盗撮事件も、任意的共犯にあたる事件であると言えます。

~盗撮共犯事件と刑事処分の行方~

起訴量刑執行猶予などの刑事判断をする際には、共犯関係であることも考慮対象の1つになります。
そして盗撮を複数人で行った場合には、通常よりも重い処分が下される可能性があります。
なぜなら、共犯事件の場合、犯行の計画性や悪質性が高いと判断されやすいからです。
そのため、盗撮を複数人で行った場合には、刑をできるだけ軽くするために弁護士に相談することをお勧めします。

盗撮を複数人で行った場合には、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にご相談下さい。
弊所は刑事事件・少年事件を専門としております。
盗撮事件でお困りの方は、弊所にお任せ下さい。

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