大阪市の盗撮事件で逮捕 冤罪に強い弁護士

2015-07-01

大阪市の盗撮事件で逮捕 冤罪に強い弁護士

40代団体職員のAさんは、帰宅する途中、地下鉄堺筋本町駅構内で靴紐がほどけていたため、スマートフォンを床に置き靴紐を結びました。
すると、Aさんに盗撮されたと思い込んだVさんが、Aさんを問い詰めてきました。
Aさんは、Vさんの勢いに押され、うっかり「すいません」と謝ってしまいました。
その後、Aさんは、大阪府警東警察署逮捕されましたが、現在は処分保留で釈放されています。
(フィクションです)

~冤罪は他人事ではありません~

冤罪とは、罪を犯していないにもかかわらず犯罪者として扱われることをいいます。
盗撮事件においても冤罪が発生しないとは限りません。
最近ではスマートフォンのアプリの1つとして、「静音カメラ」や「無音カメラ」と呼ばれるシャッター音を消して写真などが撮影できるアプリが普及してきています。
それと同時に、スマートフォンによる盗撮事件数も増えているため、盗撮の疑いをかけられやすくなっています。
そのため、駅などでスマートフォンを持っているだけでも、盗撮犯人と疑われてしまうことがあるのです。

~冤罪の争い方~

盗撮をしていないのだから、警察で逮捕されたとしても無実を証明すれば良い。
多くの人がこのように考えるものと思います。
しかし、現実はそう甘くありません。

犯行を否認している場合、勾留される可能性が高くなります。
身柄拘束が続くということは、学校や勤務先の長期間の休業を余儀なくされ、さらにはそれが実際には冤罪であったとしても懲戒処分として解雇処分等を受ける可能性もあるなど、社会生活に重大な支障をもたらすことが多々あります。
犯行を否認し続ければ、勾留が継続するおそれがあり、精神的にも肉体的にも疲弊します。

盗撮を疑われ冤罪逮捕されてしまったら、早期の段階で弁護士と相談し、適切な対処を考えることが重要です。
逮捕直後の取調べでは、逮捕されたことによる不安や動揺、恐怖心等から、つい「すみません」と謝ってしまい、それらの供述を供述調書や自白調書に記載されてしまうおそれがあります。
一度作成されたしまった調書の内容を否定することは現実的には困難であり、初めからこのような調書を作らないよう明確に拒否する意思を示すことが重要となります。
もっとも、調書作成を拒否することが一概に最善の策であるとは限りません。何も話さないことで罪証隠滅のおそれがあるなど、勾留する理由となる可能性も否定できないためです。

盗撮事件の冤罪により逮捕された場合は、すぐに冤罪に強い評判のいい弁護士に相談することをお勧めします。
早期の段階で弁護士と相談することで、今後の見通し、捜査機関による取調べとその受け方などの適切なアドバイスを受けられます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門としています。
盗撮事件について一人で悩み、犯行を認めてしまう前に、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
現在までに培ってきた交渉術、訴訟戦術などを駆使し絶対に冤罪を許しません。
なお、大阪府警東警察署に逮捕されたという場合は、弁護士を警察署に派遣できる初回接見サービスをご依頼ください。(初回接見費用:3万5300円)

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