盗撮事件と盗撮場所

「平成25年版警察白書」による、盗撮事件で検挙されている場所

図Ⅱ-43② 盗撮事犯の場所別検挙件数 検挙件数 割 合
駅構内 階段・エスカレーター 675件 28.0%
ホーム 86件 3.6%
その他 20件 0.8%
ショッピングモール等商業施設 691件 28.7%
書店・レンタルビデオ店 341件 13.0%
電車・バス等公共交通機関 200件 8.3%
路上 109件 4.5%
ゲームセンター・パチンコ店 99件 4.1%
公衆便所・公衆浴場等 65件 2.7%
その他の公共の場所 119件 5.0%
不明 30件 1.3%
「平成25年版警察白書」による、盗撮事件で検挙されている場所

盗撮事件が発生しそうな場所として、「駅構内(エスカレーター・階段・ホーム等)」や「電車内」などが想像されるかと思います。
実際、「駅構内」の盗撮事件の検挙件数は、全体の約33%を占め、「電車・バス等公共交通機関」での件数が約8%となっています。

そして、意外に思われるかもしれませんが、「ショッピングモール等の商業施設」、「書店・レンタルビデオ店」などでの盗撮事件が、多く発生していることがわかります。
ショッピングモール等の商業施設」での検挙件数は、全体の約29%を占めています。
また、「書店・レンタルビデオ店」が、全体の約13%を占めています。

「ショッピングモール等の商業施設」では、電車や駅構内などの場合とは異なり、被害者側としても、盗撮が行われることに対してあまり意識した対策がされていない可能性もあります。

書店では、被害者が本や雑誌を読んでいて、周りを意識していない間に盗撮されてしまうことが多くあるようです。
またレンタルビデオ店においても、どのビデオ・DVDを借りようかと、パッケージを読んでたり、しゃがんだりしているところを、盗撮されているようです。

普段から盗撮が多発するポイントについては、私服警官が見回りを行っていたり、防犯カメラが設置されるなど対策がなされているといえます。

しかし、ショッピングモールや書店・レンタルビデオ店等では、窃盗を防止する防犯カメラが付いているとしても、盗撮の対策が十分なされているとは限りません。
被害者の方も盗撮に対して無防備になっていたりすることで、気づかないうちに盗撮されてしまっていることもあるのです。

盗撮は、ショッピングモール等の商業施設でも多く発生しているということを、意識しておくことが良いでしょう。

盗撮事件・のぞき事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所(0120-631-881)までご相談ください。

 

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