兵庫の盗撮事件で自首 逮捕回避に強い弁護士

2015-09-26

兵庫の盗撮事件で自首 逮捕回避に強い弁護士

兵庫県川西市内に住む資産家のAが、同市内で盗撮事件を起こした。
このことは、まだ誰にもばれていない。
しかし、自らの起こした事件の重大性に怖くなったAは、兵庫県警川西警察署自首しようと考えている。
ただ、自首することによって、逮捕されるのであれば、そのまま黙っているほうがいいかもしれないとも思っている。
Aは、今後どうすればよいか、弁護士事務所の弁護士に相談へ行った。
(フィクションです)

【自首のメリット】

盗撮事件などの犯罪を犯した場合、
「自首することで何かメリットがあるのか」「自首で逮捕されるなら、一緒じゃないか」
とお考えの方がおられるかもしれません。
今回は、自首のメリットを書かせて頂きます。

①減刑される可能性がある
自首をすることで得られる大きなメリットの一つとしては、刑罰が減軽される可能性がある(刑法42条1項)ということです。
もっとも、あくまで「可能性がある」のみで、必ず減刑されるというわけではありません。
しかし、実刑になるか、執行猶予となるか微妙な事案においては、自首があったか否かが重要なポイントの一つとなります。
自首をしたという事実を考慮してくれる裁判官は少なくありません。

②逮捕を回避できる可能性がある
自首をすることで、逮捕が回避できる可能性があります。
自首をするということは、自ら警察署へ罪を告白しに来ているということです。
すなわち、逃亡をしたり、罪証(証拠)を隠滅するおそれは低いと言えるでしょう。
よって、逮捕の要件を満たさず、逮捕を回避することができることになるのです。

以上のようなメリットがある一方で、自首をしたばっかりに、余罪が次々と明るみになり、想定以上の刑罰が科されることになったという可能性もないわけではありません。
自首をするか否かは、個人で判断するのは大変困難です。
また、自首によって、逮捕を回避しようとする場合であっても、適切な主張と証拠を示さなければなりません。
これも、個人では困難です。
ですから、自首をするか否かは、弁護士と相談の上で、考慮するのが効果的と言えます。
兵庫の盗撮事件で、自首をすべきかお悩みの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の逮捕回避に強い弁護士までご相談ください。
(兵庫県警川西警察署 初回接見費用:3万8800円)

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