愛知の盗撮事件 逮捕回避に強い弁護士
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愛知の盗撮事件 逮捕回避に強い弁護士
愛知県知多市内で起こった盗撮事件の被害者は、同市内に住む女性会社員Vでした。
電車の中でスカート内を盗撮されたそうです。
愛知県警知多警察署による捜査の結果、被疑者として同市内に住む大学生Aが浮上しています。
一方でAは逮捕を何とか回避したいと考えて、弁護士事務所の弁護士に相談へ行った。
(フィクションです)
【逮捕について】
「盗撮事件で逮捕」などの見出しをテレビや新聞で見たことがあるのではないでしょうか。
では、犯罪を行ってしまえば、いかなる時も逮捕されてしまうのでしょうか。
今回は、逮捕がされる場合について書かせていただきます。
【逮捕がされる場合】
捜査機関が被疑者を逮捕する際には、以下の2つの要件を満たしている必要があります。
①逮捕の理由
逮捕の理由とは、被疑者が犯罪を行ったことを疑うに足りる相当の理由のことをいいます。
これは、警察官が「こいつは極めて怪しい。犯罪を犯したに違いない」という主観的な嫌疑だけでは足りません。
客観的な証拠により、被疑者が犯罪を犯したといえることが必要です。
②逮捕の必要性
逮捕をするには、その被疑者を逮捕することが必要であるといえなければなりません。
逮捕の必要性があるか否かの判断基準としては、様々な要素が挙げられます。
たとえば、
・犯罪の軽重及び態様
・被疑者の年齢や境遇
・逃亡のおそれ
があるのか否か、罪証隠滅のおそれはあるのか等を考慮して判断されます。
具体的には、犯罪が重いもの(例えば、殺人)であれば、被疑者が証拠隠滅行為に走ったり、逃亡したりする可能性が高いと判断されます。
その場合、逮捕の必要性があるという方向へ傾きます。
また、高齢者、中学生以下の子供などは逮捕の必要性がないとされやすいです。
被疑者が他の親族と家に居住している人であれば、逃亡のおそれはないという方向に傾きやすいです。
以上のような要件を満たしていなければ、捜査機関は逮捕できません。
ですから、逮捕を避けたい場合には、警察等の捜査機関に逮捕の理由がないこと、あるいは逮捕の必要性がないことなどを説得し、納得してもらえればよいと言えます。
ただ、これらを一般の方が行うのは非常に困難です。
そのような場合には、法律事務所を訪ね弁護士に依頼をすればよいでしょう。
愛知の盗撮事件で逮捕を回避したいとお考えの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警知多警察署 初回接見費用:3万7400円)