岐阜県の盗撮事件 任意出頭の弁護士

2015-06-06

岐阜県の盗撮事件 任意出頭の弁護士

50代公務員Aさんは、岐阜県警岐阜北警察署から盗撮の疑いで出頭要請を受けました。
同署によると、Aさんは岐阜市内の公園の遊具で遊んでいた女児のスカートの中を盗撮したということです。
女児の保護者の通報により、事件が発覚しました。
(フィクションです。)

~警察からの任意出頭の要請を拒否することはできるか?~

まず、警察が任意出頭を要請する理由としては,
・被疑者や参考人として事情を聞くために呼び出す場合
・被疑者として逮捕を予定して呼び出す場合
の二つの場合があります。

上記の二番目の場合の、被疑者として逮捕を予定しているのに任意出頭を要請する理由は、以下の二つが考えられます。
①自宅に複数の刑事が来て手錠をかけ連行すると近隣に騒ぎや迷惑になる可能性があるため、本人や家族への不必要のダメージを避けるとの配慮。
逮捕した場合、逮捕後48時間以内に被疑者の身柄と事件関係書類を検察へ送らなければならないため、事情聴取の時間を有効に使う目的でまずは逮捕でなく任意で出頭させ身柄を確保し、その間に被疑者の自白を得るなどて証拠をそろえようという時間稼ぎ。

被疑者は、任意出頭の要請に応じる法的な義務があるわけではありません。
しかしながら法的な義務がないからといって正当な理由もなく連絡しないまま出頭要請を拒否し続けていると、警察に「逃亡のおそれ」や「罪証隠滅のおそれ」があると判断されて、逮捕される危険が高まると考えられます。
警察からの出頭要請を拒否する方の多くが、逮捕の恐怖や取調べへの不安を抱いていらっしゃいます。
しかし、出頭を拒否し続けているだけでは、逮捕のリスクが上がるばかりで何も解決はしません。

刑事事件を専門に扱う愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、そのような不安を抱えておられる方々と一緒になって問題を解決していきます。
逮捕の可能性を下げるにはどうしたらよいのか、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の弁護士が丁寧にアドバイスします。
すでに逮捕されてしまったという場合には、弁護士が留置場に向かう初回接見サービスもあります。
なお、岐阜県警岐阜北警察署逮捕されたという場合、初回接見費用は4万3500円になります。

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