名古屋の盗撮事件で逮捕 勾留の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 勾留の弁護士
Aさんは、名古屋市中区で盗撮事件を起こしたとして愛知県警中警察署に逮捕・勾留されています。
同署によると、Aさんは地下鉄のホームから上層階に上がるエスカレーターのところで、女性のスカートを盗撮したということです。
もっとも、Aさんは逮捕当初から一貫して容疑を否認しています。
(フィクションです)
~盗撮事件に関するその情報は正確ですか?~
現代人文社から発行されている「情状弁護ハンドブック(坂本正幸・島弘毅・福島昭宏)」という本の中で、このような事例が紹介されていました。
「控訴したら(量刑が)軽くなると一審弁護人にいわれた、といって控訴した被告人がいました。
量刑の感覚からするとさほど一審判決は不当ではないと思われましたので、よく話を聞いてみると、被告人は控訴すれば必ず誰でも刑が軽くなると勘違いしていました。
控訴とはどのような制度かを説明したところ、被告人は一審判決に納得して控訴を取下げました。」
これは、控訴という法制度について被告人が大きな勘違いをしていたという事例です。
最近は、インターネットが発達するなどして、法律に関する知識も容易に手に出来るようになりました。
そのため、ある程度は自分で調べることで、事件の見通しや具体的な対応方法について知ることができると思います。
もっとも、上記の事例のように大きな勘違いをしているという場合も、実は少なくありません。
その勘違いが後々大きな不利益につながってしまうという可能性も否定できません。
世の中には様々な法制度があり、それらを全て正確に理解・記憶するというのは、至難の業です。
確かに、事件に関わる法律知識について自分で調べるという姿勢は大切です。
しかし、思わぬ勘違いを避けるためにも、疑問点については積極的に弁護士などの専門家に話を聞いた方がよいでしょう。
ただし、上記の事例からもわかるように、弁護士の話を聞いても正確に理解できていないというケースがあります。
また、弁護士が自身の利益を図るために、被疑者・被告人などに対してあえて正確な情報を伏せているというケースも稀にあるようです。
ですから、法律問題については、積極的に弁護士の話を聞くとともに、場合によっては、複数の弁護士に話を聞いてみることも重要だと言えます。
こうすることで、より正確に理解でき、偏った見方を排除できます。
盗撮事件で勾留されたという場合は、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にご相談下さい。
勾留を阻止する弁護活動や勾留を取消・停止させる弁護活動を迅速に行います。
なお、弁護士が警察署で勾留されている被疑者・被告人と直接面会するという初回接見サービス(有料)もあります。
愛知県警中警察署に勾留されているという場合は、初回接見費用3万5000円です。