盗撮事件と盗撮ハンター

盗撮事件に関連して、不当な金銭を要求するものとして、「盗撮ハンター」と呼ばれるものもあります。

新宿で盗撮ハンター 逮捕の男「盗撮したやつも悪い」 警視庁
東京都新宿区のJR新宿駅周辺で、カメラ機能が付いているスマートフォン(高機能携帯電話)を見ながら歩いている男性「盗撮しただろう」と声をかけて現金を脅し取るなどしたとして、警視庁新宿署は恐喝容疑などで○○容疑者ら2人を逮捕した。
周辺では、同様の手口の「盗撮ハンター」と呼ばれる被害が相次いでおり、新宿署が関連を調べている。同署によると、○○容疑者は容疑を認め、「盗撮したやつも悪い」などと供述している ○○容疑者の逮捕容疑は、7月3日夜、同駅周辺で、男性会社員(47)を「盗撮していただろう。警察に行こうか」などと脅し、現金50万円を支払わせたとしている。

「MSN産経ニュース 2013.9.18 00:28 」 より引用 (強調、○○は筆者)

「盗撮ハンター」とは、盗撮事件と無関係の第三者等が、スマートフォンを触りながら歩いている男性等に、「盗撮しただろ」と脅して、違法な金銭の要求をするものです。

実際に、「盗撮ハンター」として逮捕者も出ています。

「盗撮ハンター」は、盗撮した人の、盗撮がばれたら困る、秘密にしたいなどという不安感につけこみ、違法な金銭を要求するものです。
このような第三者の金銭の要求に対して、応じる必要はありません
しかし、現実には盗撮をしたという後ろめたさから、事件を公にされたくないと考え、金銭を支払ってしまうこともあるようです。

さらに、悪質な場合には、実際に盗撮していない者に対しても、「盗撮ハンター」は「盗撮しただろう」と脅し、違法な金銭を要求していることもあるということです。
そして、特に歩きスマホの男性などが標的にされていたといわれています。

歩きスマホの男性は、「盗撮ハンター」にいきなり声をかけられ、動揺してしまい、金銭を支払ってしまうこともあるようです。

このような盗撮に関連するトラブルについても、刑事事件を専門に取り扱い盗撮事件・のぞき事件についても経験豊富な弁護士へご相談することで、不当な請求をやめさせることができます。
盗撮事件についてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所(0120-631-881)までご相談ください。

 

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