三重の盗撮事件 減刑を目指す弁護士
三重の盗撮事件 減刑を目指す弁護士
三重県四日市市在住の50代公務員のAさんは、三重県警四日市南警察署に迷惑防止条例違反の容疑で逮捕されました。
三重県警四日市南警察署によれば、Aさんはネット上で知り合った5人と一緒に四日市市内の携帯電話販売店店員の女性と洋菓子店店員の女性のスカートの中を盗撮をしたそうです。
この事件は平成16年12月20日に東京地方裁判所で判決が下された事件を参考にしたフィクションです。
~裁判例の紹介~
東京地方裁判所は上の事件について以下のような判決を下しました。
●量刑
懲役1年6ヵ月
●量刑の理由
①被告人に不利に働いた事情
・たびたび女性のスカートの中などを盗撮し、それをインターネットのサイトに投稿することを繰り返しており、常習性が顕著
・動機に酌むべき点は全くない
・本件犯行は、役割を分担しており、その犯行態様は計画的・組織的かつ卑劣なものであるし、その反社会性も明らかである。
・同種の犯行などにより二度の罰金刑を受け、反省の機会を与えられたにもかかわらず、本件各犯行に及んでおり、被告人の規範意識の鈍麻は明らか
②被告人に有利に働いた事情(減刑理由)
・本件での取調べを通じて反省を深め、盗撮仲間とは手を切るなどとして更生への意欲を示していること
・今回盗撮された各女性との間で、被告人が各女性に対してそれぞれ示談を成立させ、その支払を了するなどして謝罪の念を示していること
・被告人の父が証人として出廷し、被告人の更生に協力する旨誓約していること
たとえ盗撮に常習性がある人でも、この事件のように被害者と示談を行ったり、更生を約束したりすることで減刑できる可能性はあります。
「またやってしまった」とあきらめず、ぜひ減刑に強い弁護士にご相談してみてください。
盗撮をしてしまってお困りの方は評判のいい弁護士が所属するあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
初回相談は無料で行っております。
(三重県警四日市南警察署 初回接見費用:4万200円)