岐阜の盗撮事件で逮捕 私選弁護の法律事務所
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岐阜の盗撮事件で逮捕 私選弁護の法律事務所
会社員のAさんは、岐阜県美濃加茂市の美濃太田駅で盗撮事件を起こしたとして岐阜県警加茂警察署に逮捕されました。
数日後には、大事なプレゼンが控えていたため、すぐにでも釈放してほしいと思っています。
しかし、岐阜県警加茂警察署の警察官は、一向に釈放してくれる様子を見せません。
(フィクションです)
~私選弁護人の特徴~
弁護士を選任する場合、「私選弁護人を選任する場合」と「国選弁護人を選任する場合」があります。
今回は私選弁護人の特徴について、国選弁護人との比較を交えながらご紹介したいと思います。
まずは選任できる時期です。
私選弁護人は、いつでも選任できます。
一方、盗撮事件で国選弁護人を選任する場合、選任できるのは起訴されてからということになります。
選任可能な時期の違いから、両者では出来る弁護活動の種類に違いが生じます。
例えば、国選弁護人は盗撮事件において勾留を阻止するための弁護活動ができません。
なぜなら、裁判官が被疑者の勾留を決定する段階では、まだ国選弁護人は選任されないからです。
勾留阻止の弁護活動を受けられないということは、その分早期釈放の可能性を減ずることになります。
次に交代の自由度です。
私選弁護人は、依頼者が希望する場合、いつでも交代させることができます。
一方、国選弁護人の場合、裁判所によって選任される以上、依頼者の希望通りに交代させられるとは限りません。
もっとも、国選弁護人から私選弁護人への交代は、自由にできます。
すぐ交代させられる可能性があることは、弁護士の仕事に対する緊張感にもつながります。
そして、弁護士の仕事に対する緊張感や真剣さは、刑事事件弁護に不可欠な弁護士と依頼者との信頼関係につながります。
したがって、いつでも交代させられる私選弁護人を選任することには大きなメリットがあると言えます。
~セカンドオピニオンの勧め~
前述の通り、私選弁護人は「いつでも選任できて」「いつでも交代させられる」のが大きな特徴です。
もっとも、弁護士をコロコロ代えることは一貫して充実した弁護活動を受けるという面からは、あまり望ましくありません。
そして、いざ交代させようと思ったときに、「どういう弁護士に頼めばいいか」「本当に交代させる必要があるか」と悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで、弁護士を選任しようとしている方や弁護士の交代を検討されている方には、必ずセカンドオピニオンを聞くようにお勧めします。
当然のことながら、弁護士の能力や性格などは、それぞれ異なります。
そのことが見解の違いや最終的な刑事処分に影響を与えることも少なくありません。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、盗撮事件についてセカンドオピニオンを求める法律相談も大歓迎です。
なお、岐阜県警加茂警察署に逮捕・勾留されている場合、初回接見費用は6万800円です。