被疑者段階で示談なら弁護士へ!北九州市の駅トイレ盗撮事件で逮捕
被疑者段階で示談なら弁護士へ!北九州市の駅トイレ盗撮事件で逮捕
Aさん(30代男性)は、福岡県北九州市の駅内の男性トイレで盗撮行為を行っていたとして、通報を受けた福岡県八幡東警察署の警察官により、現行犯逮捕されました。
Aさんが福岡県八幡東警察署に逮捕されたと聞かされたAさんの家族は、刑事事件に強い弁護士に接見を依頼して、さらに、被害者示談に向けた弁護活動に動いてもらうことにしました。
(フィクションです)
~国選弁護人を依頼できない事件~
盗撮事件・のぞき事件で逮捕された場合には、できるだけ早くに弁護士を依頼して、被害者との示談交渉を始めることが、不起訴処分や刑罰軽減のために重要となります。
勾留(基本10日間、あるいは最大20日間)の後に、検察官による起訴・不起訴の判断がされる流れとなるため、検察官判断前の被疑者段階で、示談を成立させておく必要があります。
また、示談が成立することによって、逮捕・勾留からの解放に有利に働く場合もありますから、早期の示談はそういった意味でも重要です。
しかし、被疑者段階での国選弁護人選任には一定の要件があり、盗撮事件・のぞき事件の場合には「法定刑が長期3年を超えない」ため、被疑者国選を依頼することはできません。
・被疑者段階での国選弁護人の選任要件 (刑事訴訟法37条の2第1項)
「死刑又は無期若しくは長期三年を超える懲役若しくは禁錮に当たる事件」
「被疑者に対して勾留状が発せられている場合」
「被疑者が貧困その他の事由により弁護人を選任することができないとき」
そこで、盗撮事件・のぞき事件では、起訴・不起訴の判断が出る前の被疑者段階から、弁護士を私選で依頼し、被害者との示談交渉を進めることが求められます。
被害者示談の際には、例えば示談書の内容として、被害届を取り下げることや、加害者を許す意思を含むことが効果的となります。
ですから、このような駅トイレ盗撮事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(福岡県八幡東警察署の初回接見費用:41,640円)