【事例解説】盗撮行為が見つかって逃走(前編)

2025-09-13

今回は、名古屋市内で盗撮事件を起こして逃走してしまった場合の事件について弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

盗撮犯

事例

Aさんは、名古屋市内の駅にあるエスカレーターで、女性Vさんのスカート内を盗撮しました。
盗撮に気が付いたVさんはAさんを捕まえようとしましたが、Aさんはすぐにその場から逃走し、帰宅することができましたが、いずれ警察が来て逮捕されるかもしれないと不安に思っています。
(事例はフィクションです。)

Aさんに成立する罪

性的姿態等撮影罪が成立する可能性があります。

性的姿態等撮影罪
性的姿態等撮影罪の正式名称は、「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」と言います。
人の性的な部位や人が身に着けている下着を撮影することが犯罪となります。
法定刑は、3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金となっています。

Aさんは逮捕されるのか

駅は防犯カメラが多数設置されているため、Aさんの盗撮行為やAさんの顔等がはっきりと映っているかもしれません
警察の捜査によって、Aさんの特定に至れば、後日逮捕されてしまう可能性もあるといえるでしょう。

Aさんはどうするべきか

まずは弁護士に相談を行うことをお勧めいたします。
いつ逮捕されるのかと不安なまま日常を過ごすことは精神的にとてもつらいと思われます。
不安を解消するために、まずは弁護士に事件を相談してみてはいかがでしょうか。
相談及び弁護活動を依頼した上で、自首や出頭を検討することができます

ただし、自首や出頭を行ったからと言って、逮捕される可能性がなくなるということではありませんので注意が必要です。
また、既に捜査機関に犯人としてAさんが特定されている状況であれば自首が成立しないこともあります。
ですので、まずは相談を行うことが大切なのです。

盗撮事件を起こして逮捕されるか不安な方は、まずは刑事事件に詳しい弁護士に相談することが大切でしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
盗撮事件を起こしてしまった方や家族が逮捕されてしまった方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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