埼玉県春日部市の盗撮事件で現行犯逮捕 すぐに弁護士が初回接見対応

2018-06-10

埼玉県春日部市の盗撮事件で現行犯逮捕 すぐに弁護士が初回接見対応 

20代男性のAさんは、埼玉県春日部市にあるコンビニでカメラ付き携帯電話を使用し、女性の背後からスカート内を盗撮しました。
たまたま居合わせたコンビニ店員のBさんがAさんの盗撮に気づき、Aさんを取り押さえました。
その後、Bさんが埼玉県春日部警察署に通報し、駆けつけた警察官にAさんの身柄を引き渡しました。
(2018年3月12日の西日本新聞を基にしたフィクションです。)

~盗撮行為の取り締まり~

盗撮行為は、各都道府県の迷惑防止条例または軽犯罪法によって取り締まりをしています。
各都道府県では、各都道府県の迷惑防止条例によって、「公共の場所」における盗撮行為を取り締まっていることが多いです。
ここで指す「公共の場所」というのは、不特定かつ多数の人間が自由に利用して、出入りすることができる場所のことをいい、具体的には道路や公園、駅、デパート、飲食店、本屋などを指します。
ただし、都道府県によっては、これらの場所以外の盗撮行為についても、迷惑防止条例で規制しているところがあります。

一方、上記以外の盗撮行為全般を取り締まっているのが軽犯罪法です。
「公共の場所」以外の盗撮行為を条例で規制していない都道府県で、更衣室等での盗撮行為を行った場合には、軽犯罪違反となる可能性が高いでしょう。
上記事例では、犯行現場が「コンビニ」であり、公共の場所となるため、Aさんの盗撮行為は迷惑防止条例で取り締まりを受けると考えられます。

~現行犯逮捕~

上記事例でAさんは、コンビニ店員のBさんに取り押さえられ(=逮捕され)ていますが、Aさんの事件のように、現行犯であれば、警察官でない一般人でも、逮捕をすることが可能です(刑事訴訟法213条)。

現行犯は、逮捕状なしに逮捕できますが、これは、現行犯が、「犯罪を今行っている、若しくは今行い終わったことが明らかであるために、誤認逮捕の可能性がきわめて低い」と考えられているからです。
そして、一般人に現行犯逮捕されてしまった場合には、その後、速やかに警察等に身柄を引き渡されます。
身柄を引き渡された後は、警察による取調べ等が始まりますので、取調べの対応について早い段階で弁護士にアドバイスをもらうことが大切となってきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で扱っている法律事務所ですので、盗撮事件の相談・初回接見を多数承っております。
ご家族が盗撮事件で突然逮捕されてしまいお困り方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士初回接見をご依頼ください。
埼玉県春日部警察署への初回接見費用:38,200円

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