名古屋ののぞき(覗き)事件 告訴に強い弁護士

2015-01-29

名古屋ののぞき(覗き)事件 告訴に強い弁護士

Aさんは、名古屋市中川区にある建物のトイレにのぞき(覗き)目的で侵入し、Vさんが用をたしている姿をのぞき見ていました。
不審に思った近隣住民が愛知県警察中川警察署に連絡し、警察官が天井裏を調べたところAさんを発見しました。
Aさんは、建造物侵入罪および愛知県迷惑防止条例違反の容疑で書類送検されています。
(フィクションです)

※今回は、2014年6月24日のスポニチを参考に作成しています。

~告訴・被害届とは~

のぞき(覗き)の被害に遭ったVさんは、Aさんに強い憤りを感じ、Aさんを厳罰に処したいと考えています。
そこで、告訴や被害届を警察官に提出しようと考えています。

告訴とは、捜査機関に被疑事実を申告し、犯人の処罰を求める意思を表示することをいいます。
告訴は、被害者の方や被害者の親、そのほか一定の人に限り行うことができます(これ以外の人は、「告発」をすることができます)。
ただし、性犯罪等一定の場合を除いては、犯人を知った日から6か月以内に行う必要があります。
さらに、告訴は検察官が起訴するまで取り消すことができますが、いったん取り消すとその人は更に告訴することはできません。

被害届とは、犯罪の被害に遭った者が、警察官などの捜査機関に被害の事実を申告することをいいます。
告訴と被害届は被害の事実を申告する点では同じ機能を果たしています。
しかし、被害届は告訴と異なり犯人の処罰を求める意思まで表すものではありません。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門としている法律事務所です。
被害者の方の告訴意思を代弁することも行っております。
告訴は、被害者の方にとって重要な権利です。
のぞき事件でお困りの方は、ぜひ1度ご相談下さい。

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