神戸市灘区の盗撮事件で逮捕 しょく罪寄付を刑事弁護士に相談

2018-07-20

神戸市灘区の盗撮事件で逮捕 しょく罪寄付を刑事弁護士に相談

Aは、神戸市灘区内の駅構内において、外国人観光客V女のスカート内の下着を盗撮した迷惑防止条例違反の疑いで、警ら中であった兵庫県灘警察署の警察官により現行犯逮捕された。
取調べを受けた後、Aは釈放されることとなったが、今回の盗撮事件は、在宅捜査として手続きが進んでいくこととなった。
しかし、V女は、元々観光目的で来日していたため、盗撮事件後すぐに帰国してしまった。
Aは、V女との示談交渉は難しいと考えていたが、そのような場合でも何かするべきことはないかアドバイスを求めるため、刑事事件の弁護活動を専門に扱っている法律事務所を訪れ、弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~しょく罪寄付~

盗撮事件のような被害者が存在する刑事事件では、示談交渉が主だった刑事弁護活動の1つとして想像されるでしょう。
しかし、盗撮事件によっては、その示談交渉が困難な場合もあります。
こんな時、どういった刑事弁護活動が行えるのでしょうか。

一般に、被害者のいない薬物事犯や、今回のAのように被害者との示談交渉を行うことがとても困難な場合に、しょく罪寄付を行うことが検討されます。
しょく罪寄付とは、各弁護士会等に対してしょく罪としての寄付を行うことをいい、被疑者・被告人の反省の態度を示す一つの方法となります。
また、営利目的の犯罪などについて、手元に不当な利益を残さないための方法としても利用されます。
しょく罪寄付を行うことは、被疑者・被告人の反省の態度を示す情状として、有利な事情となり得ます。
もっとも、しょく罪寄付をしたからといって、必ず有利な結果を得られるというわけではありません。
単にお金を支払えばいいというものではなく、被疑者・被告人が自らの行いについて真摯に反省をし、二度と犯罪行為を繰り返さないように更生を誓うことが重要となりますから、しょく罪寄付による刑事弁護活動については、一度、刑事事件を取り扱う弁護士に相談されることがおすすめされます。

刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、こうしたしょく罪寄付等も視野に入れた幅広い刑事弁護活動を行っております。
盗撮事件やその逮捕にお困りの方は、お気軽に弊所弁護士までご相談ください。
兵庫県灘警察署への初回接見費用:35,600円

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