大阪府の路上で盗撮事件 児童ポルノ、ストーカーにも強い弁護士
大阪府の路上で盗撮事件 児童ポルノ、ストーカーにも強い弁護士
大学生のAは、通学途中に登校中の不特定多数の女子中学生を撮影するという行為を繰り返していた。
ある日、Aは同様に登校中の女子中学生を撮影していたところ、現場に張り込みをしていた警察官に声を掛けられた。
怖くなったAは、警察の制止を無視し、原動機付自転車で逃走した。
翌日、Aは見知らぬ番号からの着信に気付いた。
番号を調べてみると大阪府警寝屋川警察署からの着信であった。
Aは逮捕されたくないとの一心で、盗撮事件で評判のいい弁護士事務所に相談することした。
(フィクションです。)
盗撮と一口に行っても、
・駅構内のエスカレーター等で下着を撮影する
・公共の場で同一人物の全身像を何枚か撮る
明らかに盗撮だというものから、盗撮にあたるかどうか微妙というものまで様々です。
今回のAのような事案は犯罪になってしまうのでしょうか?
学校の入学者希望者向けパンフレットに載っているような登校風景を撮影したにすぎない場合、特定の犯罪行為に当たるという可能性は低いでしょう。
ただし、学校側から極度に警戒はされるでしょう。
一方で、その写真の一部に、風などで下着が見える状態になっている画像が含まれていた場合はどうでしょう。
この場合、その写真は、「児童ポルノ」に当たると判断される可能性があります。
もし児童ポルノにあたると判断されるなら、その写真を持っていることは、児童ポルノ所持という犯罪行為になります。
また、Aの行為は、大阪府迷惑防止条例違反6条2号の「下着を・・・撮影すること。」に当たると判断される場合もあります。
他にも、不特定多数とは言いつつも、好みの特定の人物を継続して、撮影し続けていたような場合には、ストーカー規制法に違反する可能性もあります。
盗撮事件に限らず、警察から何らかの連絡を受けたような場合には、すぐに刑事事件を専門に扱う弁護士に相談することをお勧めいたします。
あいち刑事事件総合法律事務所では、弁護士による無料相談を実施していますので、お気軽にご来所ください。
すでに被疑者の方が逮捕されてしまった場合には、初回接見も承ります。
(大阪府警寝屋川警察署への初回接見費用:3万8400円)