大阪府の盗撮事件で逮捕 謝罪文作成に尽力する弁護士
大阪府の盗撮事件で逮捕 謝罪文作成に尽力する弁護士
大阪府箕面市在住の50代Aさんは阪急箕面線箕面駅の階段にて女子高校生のスカートの中を盗撮しました。
盗撮に気付いた周囲の人が警察に通報し、Aさんは大阪府警箕面警察署に現行犯逮捕されました。
(フィクションです。)
~謝罪文作成について~
昨日のブログでは、被害者への謝罪について説明しました。
謝罪文を作成する場合は、真摯に反省して心から被害者に謝罪していることを示すことが必要です。
しかし心から被害者に謝罪する文章を書いているつもりでも、注意しなくてはいけません。
心から謝罪しているはずの謝罪文がむしろ問題を悪化させてしまうおそれがありうるからです。
謝罪文を書くということは、実は非常に難しいものです。
なぜなら、自分の気持ちを伝えようともその意図通りに伝わらないということが多くあるからです。
被害者に対して文章で謝罪することになりますので、自分が意図したメッセージとは真逆のメッセージとして受け取られてしまうこともありえます。
具体例をいくつかあげます。
謝罪文の中で「お許しください。」と書いてしまうと、謝罪するという謝罪文の意図から外れてしまい、かえって被害者の気持ちを逆なでしてしまうことになりかねません。
「前科がつくと仕事や家を失ってしまう。」といった事柄について言及すると、被害者は「自分はもっとつらい気持ちを味わっているのに」と感じて被疑者に対する怒りが増すことにつながりかねません。
あくまで被疑者側の事情にすぎないことを書くと、「自分の人生のことしか考えていない自己中心的な性格」と捉えられて被疑者にとってマイナスにしかなりません。
事件の原因やいきさつを書くだけなら問題ないと感じるかもしれませんが、被害者が認識されている事実と異なると、「(被疑者が)言い訳をしている」ととらえられる可能性もあるのです。
謝罪文を書く場合には、被疑者自身が内容について吟味するとともに、必ず評判のいい弁護士による客観的なチェックを受けるべきです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、多くの謝罪文を見てきた弁護士が、真摯な謝罪の気持ちを伝えられる謝罪文を書くために様々なアドバイスをおこないます。
被害者への真摯な謝罪をサポートし、事件の早期解決を図るとともに、被疑者の真の更生を目指して尽力します。
盗撮事件で被害者に謝罪して示談成立をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
なお、大阪府警箕面警察署に逮捕されている場合は、弁護士を警察署に派遣する初回接見サービスをご利用下さい。(初回接見費用:3万8700円)