大阪の盗撮事件で逮捕 自白に強い弁護士

2015-09-12

大阪の盗撮事件で逮捕 自白に強い弁護士

大阪府大阪市西淀川区に住む会社員Aは、女子大学生Vのスカート内を盗撮した容疑で、大阪府警西淀川警察署逮捕された。
Aは身に覚えがなかったが、警察官から
「早く認めなければ、警察としても身柄を解放してあげることができない。会社を休み続けるのも分が悪いのではないのか?」
等と言われたため、一刻も早くこの状況から抜け出したい一心で「私がやりました」と述べてしまった。
後に、覚えのない犯罪について自白してしまったことを不安に思ったAは、盗撮事件に強いと評判の弁護士事務所弁護士に相談へ行った。
(フィクションです)

【自白をなぜするのか】

盗撮事件の被疑者となると、警察官らによって取調べがなされます。
そして、その際に、被疑者が虚偽の自白をしてしまうことがあります。
特に逮捕・勾留中の取調べにおいて虚偽の自白をしてしまうケースが多いようです。
なぜ、やってもいないのに「俺がやりました」等の虚偽の自白をしてしまうのか?皆さんは不思議に思われるかもしれません。
その理由は、多数考えられますが、そのうちいくつか紹介したいと思います。

①早く身体拘束から解放されたい
逮捕されると身体拘束がなされるため、当然、その間は外へ出ることはできません。
上述の例のAさんのように、会社員であれば、会社の出勤状況が気になり、「欠勤が続けば会社をクビになるかもしれない」と不安を感じるでしょう。
そのような不安・焦りから、なんでもいいから早く解放されたいと、つい虚偽の自白をしてしまうのです。

②自分の記憶に自信がなくなる
被疑者は取調べに疲れてくると、自分の記憶を疑い始めます。
「これだけ捜査機関に『証拠がある』『目撃者がいる』といわれているということは、自分の記憶は間違っているのか。
もしかしたら無意識に盗撮してしまっていたのかもしれない…」と。
これに対し、捜査官は、被疑者が犯行時に「一時的な無意識状態」だった、「夢遊状態」になっていたなどと言うことで、被疑者を納得させようとします。
その結果、虚偽の自白をしてしまうことになるのです。

虚偽の自白を一度してしまえば、それを覆すのは大変困難です。
このような状況に陥るのを防ぐためには、取調べの期間にいつでも相談できる弁護士に依頼する必要があります。
弁護士に依頼することで、自白をしないよう取調べを受けることのできるアドバイス等を聞くことができます。
盗撮事件逮捕され、取調べ中の自白でお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士へご相談ください。
(大阪府西淀川警察署 初回接見費用:3万4800円)

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