愛知の盗撮事件で逮捕 少年審判の弁護士

2015-05-03

愛知の盗撮事件で逮捕 少年審判の弁護士

Aくん(17歳)は、通学途中の電車内で盗撮行為を行っていたところ、愛知県警中川警察署逮捕されました。
同署の家宅捜索により、Aくん所有のパソコンから、多数の盗撮画像が発見されたということです。
(フィクションです)

~少年審判前の調査と弁護活動~

少年事件では家庭裁判所の調査官と呼ばれる人が、少年について詳しく調査します。
この調査に基づいて集められた情報をもとに少年の処分内容などが判断されるのです。

調査の目的は、主に少年の素性や環境の調査が目的です。
ですから、調査官の調査では、少年との面接などを通じて少年の精神状態や少年を取り巻く環境などを調べていきます。
さらに、家族や少年の関係人に対しても、幅広く聞き取り調査が行われます。
例えば、少年の経歴や受けてきた教育、さらには遺伝関係などについても深く聞かれることがあります。
したがって、少年事件においては少年の対応のみならずご家族などの対応も、少年に対する処分を決める重要な考慮事情になりえます。
ご家族のお話なども勘案して、少年の真の更生を実現するために最もふさわしい環境を決めていくことになるのです。

テレビなどで良く取り上げられる成人の刑事事件捜査は、犯人に対する刑罰を決めることを主な目的として行われます。
一方、少年事件においてこのような調査が行われるのは、少年の真の更生を実現するためにベストな処分・環境を判断する必要があるからです。

この違いから、少年事件の依頼を受けた弁護士は、少年の更生という観点を常に忘れることなく、弁護活動を行っていかなければなりません。
少年の精神的なサポートや法的なアドバイスだけでなく、ご家族の方に少年を更生させるためにはどうすればよいか親身になってアドバイスしていきます。

もっとも、こうした幅広い弁護活動をしていくためには、少年事件に関する豊富な知識や経験がなければなりません。
こうしたことから、少年事件については、特に少年事件専門の弁護士に任せることが重要だと言われます。
お子様の盗撮事件でお困りの方は、ぜひ少年事件専門の弁護士に相談することをお勧めいたします。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、少年事件専門の弁護士事務所です。
少年審判などについても積極的に対応しています。
盗撮事件で少年審判になりそうなときは、ぜひ弊所にご相談下さい。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕された場合は、初回接見サービスもおすすめです(初回接見費用:3万5000円)。

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