福岡県久留米市の建造物侵入事件で逮捕 盗撮事件の示談は刑事事件専門の弁護士

2018-08-29

福岡県久留米市の建造物侵入事件で逮捕 盗撮事件の示談は刑事事件専門の弁護士

Aは、盗撮用のカメラを設置する目的で、福岡県久留米市内の私立大学に立ち入り、女子トイレに盗撮用のカメラを設置し、女子トイレ内を盗撮した。
しかし、利用者がカメラの存在に気づいて通報し、福岡県久留米警察署は、Aを建造物侵入罪の疑いで逮捕した。
Aの家族は、示談で解決することはできないか盗撮事件に強い刑事事件専門の弁護士に相談した。
(本件はフィクションです。)

~盗撮と建造物侵入罪~

本件のような盗撮事件の場合、各都道府県のいわゆる迷惑防止条例が盗撮行為の禁止を規定しており、条例の処罰規定に基づいて逮捕されることも少なくありません。
しかし、本件では、Aは私立大学内のトイレを盗撮しています。
福岡県の迷惑防止条例では、盗撮に関する規定が「公共の場所」等に限定されており、私立大学内のトイレでの盗撮は、迷惑防止条例の対象にはならないと考えられます。
そこで、本件では迷惑防止条例ではなく建造物侵入罪という刑法上の罪が問題になることになります。

刑法130条では、「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し」た者について、「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する」と規定しています。
この建造物侵入罪における「侵入」は、居住者・管理者等の意思(推定的意思)に反する立ち入りを指すとされています。
本件のような盗撮用のカメラの設置のための立ち入りは、建物の管理者の意思に反する立ち入りであることは明らかであり、「侵入」といえ、Aは建造物侵入罪にあたると考えられるのです。

~盗撮事件と被害者との示談~

盗撮事件のような性犯罪に属する犯罪に関しては、加害者が被害者と直接示談するようなことは極めて難しいといえます。
したがって、盗撮事件における示談は、まずは示談交渉のプロである刑事事件専門の弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、盗撮事件の解決実績も豊富な刑事事件専門の法律事務所です。
建造物侵入事件逮捕された方のご家族は、フリーダイヤル(0120-631-881)まで今すぐにご相談ください。
福岡県久留米警察署までの初回接見費用:39,000円)

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