名古屋の盗撮事件 面会の弁護士

2015-01-23

名古屋の盗撮事件 面会の弁護士

Aさんは、名古屋市天白区のコンビニで雑誌を読んでいたVさんの背後から、スマートフォンでVさんのスカートの中を盗撮しました。
不審に思ったVさんは、愛知県警察天白警察署に相談しました。
同署の警察官がコンビニの防犯カメラから犯人を割り出したところ、Aさんの盗撮が発覚しました。
(フィクションです。)

~逮捕の際の刑事弁護活動~

前回は、盗撮事件逮捕された場合、弁護人に依頼をすることをお勧めしました。
そこで今回は、その続きとして弁護人が逮捕段階で行う刑事弁護活動の一例をご紹介します。

・容疑者との面会(接見)
逮捕された場合には取調べを受けることになります。
取調べは、刑事裁判で用いられる供述証拠を作成する作業になります。
この際、真実とは異なる供述をし、供述調書に署名押印してしまうと、その後の裁判でそれを覆すことは現実的に難しくなります。
ですから、取調べにおいて真実を的確に伝え、容疑者自身が不当に不利な状況下に追い込まれないためには、事前に対策を練ることが重要です。

容疑者が逮捕されている場合、容疑者から弁護士にアプローチすることはできません。
そのため、弁護士に依頼して留置施設まで面会に来てもらうことが大切になってきます。

弁護士は、24時間いつでも、容疑者と面会できます。
容疑者との面会を通じて、黙秘権等の権利を伝え、取調べを優位に行えるようなアドバイスを行います。
法的な知識に長けている弁護士に相談することには、容疑者の精神的・心理的な負担を軽減できるというメリットもあります。

・容疑者の釈放
留置施設に勾留されると、日常生活とは違う場所にいなければならないため、精神的・心理的に相当疲弊してしまいます。
そのため、一刻も早く容疑者を釈放する必要があります。
釈放要求は、警察官から検察官への送致前の段階、検察官の勾留前の段階などいくつかの段階で行うことができます。
その際注意しなければならないのは、早ければ早いほど釈放が認められやすいということです。
盗撮事件の場合も同様で、釈放を求める際は、できるだけ早く弁護人に釈放してもらうよう依頼することが大切です。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は盗撮事件を含む刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
日々容疑者との面会や釈放の要求を繰り返すことで培われた豊富な経験やノウハウがあります。
盗撮事件を含む刑事事件・少年事件で弁護人を付ける場合には、弊所にご連絡をお願いします。

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