名古屋の盗撮事件で逮捕 2次被害の弁護士

2015-04-23

名古屋の盗撮事件で逮捕 2次被害の弁護士

Aさんは、盗撮事件を起こしたとして、愛知県警中警察署現行犯逮捕されました。
同署によると、靴に内蔵された小型カメラで女性のスカート内を盗撮していたようです。
翌日釈放されたAさんは、自ら弁護士事務所を訪れ、無料法律相談を行いました。
(フィクションです)

~2次被害を防止するために・・・~

盗撮事件の被害者は、盗撮被害によって相当な精神的ショックを受けていることが多いです。
しかし、多数発生している盗撮事件の中には、このような1次的な被害にとどまらず、2次的被害が生じることがあります。
盗撮事件における2次被害として、例えば、
・盗撮画像の拡散
・加害者の対応によって受ける被害者の精神的苦痛
などといったことが挙げられます。

盗撮事件の早期・円満解決を目指す場合、加害者の罪を償うと同時に、被害者が更なる被害(2次被害)を受けないように注意しなければなりません。
今回は、こうした2次被害をいかにして防いでいくかということについて、被害者の立場から見ていきたいと思います。

■被害者の場合
まず盗撮画像の拡散の問題については、加害者と出来るだけ早く接触し、盗撮画像の削除を求めることが重要です。
加害者との示談の内容として、盗撮画像の削除を入れると良いでしょう。

もっとも、被害者が自ら加害者に対してこうした要求を行っていくというのは、あまりお勧めできません。
なぜなら、加害者と被害者が直接接触することにより、被害者の怒りや恐怖の感情が増幅されるおそれがあるからです。
これは、2つ目の2次被害として挙げた被害者の精神的苦痛につながってしまいます。
ですから、盗撮被害を受けた場合には、速やかに弁護士に相談して自分の代わりに加害者とのやり取りをしてもらえるようにすると良いでしょう。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、盗撮事件にも強い弁護士事務所です。
加害者・被害者のいずれの立場においても、刑事弁護に関する豊富な経験に基づいて万全の弁護活動を行います。
ぜひ一度ご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に逮捕されている方がいらっしゃる場合、初回接見サービスもお勧めです(初回接見費用3万5500円がかかります)。

Copyright(c) 2021 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.