【報道解説】教師が動物園で下着を盗撮して逮捕

2022-09-30

【報道解説】教師が動物園で下着を盗撮して逮捕

盗撮事件逮捕された当日の弁護士接見について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【報道紹介】

兵庫県明石市の県立高校に勤務する教師の男性(57歳)が、神戸市にある動植物園で女性の下着を盗撮しようとしたとして、令和4年8月24日に、兵庫県迷惑防止条例違反の容疑で、兵庫県神戸水上警察警に逮捕された。
男性は、同日午後3時15分ごろ、神戸市内の動植物園で、リュックサックのポケットに忍ばせた小型カメラを、被害者女性(16歳)のキュロットパンツの下に差し入れて盗撮を図った疑い。
犯行を目撃した男性(29歳)が、容疑者の男性を取り押さえた。
神戸水上警察署の取調べに対して、容疑者の男性は「盗撮目的で来た。やったことに間違いない」と容疑を認めている。
(令和4年8月24日に配信された「読売テレビNEWS」より抜粋)

【盗撮事件の逮捕直後の弁護活動】

盗撮事件を起こして逮捕された場合には、逮捕から2、3日の間で、さらに10日間の身柄拘束(勾留)を続けるかどうかの勾留判断がなされます。
逮捕後の早期釈放を目指すのであれば、できるだけ早い段階で、弁護士に釈放を求める弁護活動を依頼して、裁判所や検察官に対して、釈放しても今後の捜査活動に支障が無いことを主張するなど、釈放に向けた積極的な働きかけを行うことが重要となります。

逮捕された人のご家族さん等が、法律事務所に相談電話をして、逮捕当日の弁護士派遣を依頼することにより、事件の今後の見通しについての弁護士報告を聞いた上で、弁護士依頼の検討をしていただくことができます。

【盗撮事件の刑事処罰の軽減に向けて】

盗撮事件は、各都道府県の制定する「迷惑防止条例」により刑事処罰が規定されており、その法定刑は「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」や「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」とされていることが多いです。

刑事処罰の軽減を目指すためには、警察取調べでの供述対応を、事件当日の犯行態様をどう話すかなど、弁護士とともに綿密に検討するとともに、被害者側との示談成立に向けて、弁護士を仲介して、示談交渉を進めることが重要となります。
被害者側は、加害者に対して恐怖心を持っており、直接の示談交渉は認められないケースが多いため、弁護士を間に仲介する形で、被害者の許しを得られるような示談を成立させることが必要です。

まずは、下着盗撮事件が発生してから、できるだけ早期の段階で、刑事事件に強い弁護士に法律相談することが重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、逮捕当日に、逮捕されている留置場に弁護士を派遣する、弁護士初回接見サービスのご依頼も承っております。

下着盗撮事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。

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