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名古屋の盗撮事件で逮捕 少年事件の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 少年事件の弁護士
Aくん(17歳)は、下校途中、ほんの出来心から女性のスカート内を盗撮してしまいました。
それに気づいた近くの男性に呼び止められましたが、捕まりたくないという一心でその場から逃走しました。
しかし、後日通報を受けて捜査していた愛知県警中村警察署は、愛知県迷惑防止条例違反(盗撮)の容疑でAくんを逮捕しました。
(フィクションです)
~盗撮した後、逃げきれたとしても・・・~
盗撮事件の逮捕態様として多いのは、現行犯逮捕です。
ですから、盗撮事件の多くは、犯行直後に犯人が明らかになり、そのまま逮捕という流れになります。
しかし、盗撮事件の中には盗撮した犯人がその場から逃走を図るというケースもあります。
この場合、逃走に失敗し盗撮犯が逮捕されたということになれば、当然弁護士の出番ということになります。
一方で、盗撮犯が逃走に成功するという場合もあります。
この場合、防犯カメラの映像や目撃者の証言など、何らかの証拠がない限り、警察に逮捕・勾留されるおそれはないとも考えられます。
ただ、逃走したという事実は、警察に対してその盗撮犯に「逃走のおそれ」や「証拠隠滅のおそれ」があるという印象を抱かせます。
とすると、もしその後盗撮事件及び犯人が明らかになれば、逮捕・勾留されるおそれが高まると言えます。
よって、決して油断しては行けません。
場合によっては、「自首」することも覚悟したうえで、その後の対応を考えなければならないのです。
このような場合は、ぜひ一度盗撮事件に強い弁護士に相談していただければと思います。
特に少年事件の時は、少年の精神状態や性格などを詳細に観察するために身柄拘束期間が長くなることも考えられます。
したがって、未成年のお子様が盗撮事件の加害者になってしまったという場合は、一日でも早い法律相談が非常に重要です。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、少年事件にも強い弁護士事務所です。
高校生や中学生の盗撮事件にも対応可能です。
少年の真の更生のために、法律の専門家である弁護士も含めた万全の対応を図りましょう。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されたという場合は、弁護士を警察署に派遣することも可能です(初回接見サービス:3万3100円)。
名古屋の盗撮事件で逮捕 懲役の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 懲役の弁護士
Aさんは、被害女性3名が入浴している様子を盗撮したなどとして、愛知県警中村警察署に逮捕されました。
また今後は、それらの映像を編集したビデオをビデオ販売店などに陳列させ、被害者らの名誉を毀損したという名誉毀損罪の疑いで再逮捕される予定です。
今回は平成14年3月14日東京地方裁判所刑事第11部判決を参考に、事案を作成しました。
警察署名は修正してあります。
~盗撮行為に伴う名誉毀損行為の例~
今回は、ある判例をご紹介したいと思います。
平成14年3月14日東京地方裁判所判決です。
この裁判では、被告人の児童買春・児童ポルノ禁止法違反、わいせつ図画販売罪、名誉毀損罪が問題になりました。
ただし、今回は、このうち名誉毀損罪に注目して話を進めていきたいと思います。
実際の盗撮事件の中には、盗撮画像を販売目的で編集し、販売するというケースが度々あります。
このような場合、わいせつ図画販売罪などが成立することになります。
今回ご紹介する判例は、それにとどまらずさらに名誉毀損罪の成立を認めている点が大きな特徴です。
本件で問題になった具体的な名誉毀損行為は、
「被告人が経営する会社の従業員2人と共謀して、露天風呂で入浴中に盗撮された被害女性3名の裸体の映像を編集したビデオを全国の書店やビデオ店等に陳列させた」
というものです。
同ビデオテープは、専ら見る者の性的関心にこたえることを意図し、販売目的で編集されました。
そして、そこには、女性の裸体だけでなく、その顔面も明瞭に写っており、その映像自体から盗撮されている人物を明瞭に識別できる状態だったということです。
こうした事実を踏まえて、東京地裁は、被告人の名誉毀損行為を以下のように評価しました。
「性的関心に向けられた商品に女性の全裸が録画された場合、撮影された女性が誰か分かれば、その女性に種々の否定的な評価を生ずるおそれがあることは否定し難い。
本件では、被害者らは、実際には入浴中にその裸体を盗撮され、自分たちの知らない間にその映像をビデオテープに録画されたものである。
しかし、本件ビデオテープは、それ自体鮮明な画像に仕上がっているなど、映像自体から盗撮されたものか、一見しただけでは明らかでない。
事情を知らない場合、撮影されている女性が不特定多数者に販売されるビデオテープに録画されることを承知の上で、自ら進んで裸体をさらしているという印象を与えかねない。
このような場合、上記のおそれにはとりわけ軽視し難いものがあるといわなければならない。」
その結果、被告人に対しては、名誉毀損罪が成立すると判断しました。
そして、その他の児童買春・児童ポルノ禁止法違反、わいせつ図画販売罪と合わせて、懲役2年執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、盗撮事件に強い刑事事件専門の弁護士事務所です。
懲役刑となる可能性が高い事件でも刑事事件専門の弁護士事務所ならではの様々なノウハウを活かし、少しでも刑事処分が軽くなるよう尽力します。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されたという場合は、初回接見サービスをお勧めします(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋の盗撮事件で逮捕 勾留の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 勾留の弁護士
Aさんは、名古屋市中区で盗撮事件を起こしたとして愛知県警中警察署に逮捕・勾留されています。
同署によると、Aさんは地下鉄のホームから上層階に上がるエスカレーターのところで、女性のスカートを盗撮したということです。
もっとも、Aさんは逮捕当初から一貫して容疑を否認しています。
(フィクションです)
~盗撮事件に関するその情報は正確ですか?~
現代人文社から発行されている「情状弁護ハンドブック(坂本正幸・島弘毅・福島昭宏)」という本の中で、このような事例が紹介されていました。
「控訴したら(量刑が)軽くなると一審弁護人にいわれた、といって控訴した被告人がいました。
量刑の感覚からするとさほど一審判決は不当ではないと思われましたので、よく話を聞いてみると、被告人は控訴すれば必ず誰でも刑が軽くなると勘違いしていました。
控訴とはどのような制度かを説明したところ、被告人は一審判決に納得して控訴を取下げました。」
これは、控訴という法制度について被告人が大きな勘違いをしていたという事例です。
最近は、インターネットが発達するなどして、法律に関する知識も容易に手に出来るようになりました。
そのため、ある程度は自分で調べることで、事件の見通しや具体的な対応方法について知ることができると思います。
もっとも、上記の事例のように大きな勘違いをしているという場合も、実は少なくありません。
その勘違いが後々大きな不利益につながってしまうという可能性も否定できません。
世の中には様々な法制度があり、それらを全て正確に理解・記憶するというのは、至難の業です。
確かに、事件に関わる法律知識について自分で調べるという姿勢は大切です。
しかし、思わぬ勘違いを避けるためにも、疑問点については積極的に弁護士などの専門家に話を聞いた方がよいでしょう。
ただし、上記の事例からもわかるように、弁護士の話を聞いても正確に理解できていないというケースがあります。
また、弁護士が自身の利益を図るために、被疑者・被告人などに対してあえて正確な情報を伏せているというケースも稀にあるようです。
ですから、法律問題については、積極的に弁護士の話を聞くとともに、場合によっては、複数の弁護士に話を聞いてみることも重要だと言えます。
こうすることで、より正確に理解でき、偏った見方を排除できます。
盗撮事件で勾留されたという場合は、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にご相談下さい。
勾留を阻止する弁護活動や勾留を取消・停止させる弁護活動を迅速に行います。
なお、弁護士が警察署で勾留されている被疑者・被告人と直接面会するという初回接見サービス(有料)もあります。
愛知県警中警察署に勾留されているという場合は、初回接見費用3万5000円です。
愛知県警一宮警察署の弁護士
愛知県警一宮警察署の弁護士
~所在地等~
愛知県警一宮警察署の所在地は、「〒491-0859 一宮市本町1-6-20」です。
同署が管轄する交番・駐在所は、
「尾西幹部・木曽川幹部・浅井・葉栗・時之島・千秋・一宮南部・花池・萩原・八幡・奥町・今伊勢・大浜・一宮駅前・開明・丹陽・西大海道・明地・阿古井・玉ノ井」
です。
同署の管轄区域は、「一宮市全域」です。
なお、同署の電話番号は、「0586-24-0110」です。
~アクセス~
愛知県警一宮警察署の最寄り駅は、「JR東海道線尾張一宮駅及び名鉄本線名鉄一宮駅」です。
最寄駅からは、
①駅の東口から直進してウイングズビルの右側を通過します
②左手の方向に一宮市役所が見えます
③一宮市役所の北側に向かいます
という順で愛知県警一宮警察署を目指していきます。
所要時間は、およそ徒歩10分程度です。
~盗撮事件を防ぐために~
「女性が夜一人歩きしても大丈夫な国・日本」と言われた日本の安全神話が残念ながら崩れてきているようです。
しかし、「チョットした心掛け、チョットした工夫」で犯罪被害に遭う危険を少なくすることができると愛知県警一宮警察署は呼びかけています。
例えば、
・電車やバスに乗る時は、混雑した車両を避ける
・女性専用車両など女性が多い車両を選ぶ
ことなどが効果的な対策のようです。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、愛知県警一宮警察署管内の盗撮事件にも対応致します。
初回は無料の法律相談です。
愛知県警一宮警察署に逮捕されている場合は、一宮警察署に弁護士を派遣できる有料サービス(初回接見サービス)をご利用ください。
初回接見サービスを利用する場合、愛知県警一宮警察署だと3万6700円です。
愛知の盗撮事件で逮捕 刑事裁判の弁護士
愛知の盗撮事件で逮捕 刑事裁判の弁護士
Aさんは、盗撮事件の前科が3犯ある盗撮の常習犯でした。
今回も駅構内のエスカレーターで女性のスカート内を盗撮したという容疑で愛知県警中村警察署に逮捕されたのでした。
Aさんは、来週初公判を控えていますが、自分の弁護人をまだ信頼できずにいます。
(フィクションです)
~被告人の意思を無視して弁護活動を行い、懲戒事由になった事例~
放火、殺人等の控訴審で弁護人となった弁護士は、被告人から殺人の故意について争いたい旨の意向を聞いていました。
しかし、控訴審で被告人の殺意の認定を覆すことは不可能と判断したため、認定された事実を認め減刑を目指す方向で弁護活動を行いました。
さらに、同弁護士は、
・第一回公判期日前に被告人から接見要請を受けたが応じない
・裁判で意図的に被告人の主張と矛盾する発言を行う
などしました。
その結果、弁護士は、戒告処分を受けることになりました。
この事件は、刑事弁護人が被告人の意思を無視して勝手に弁護活動を進めた一事例です。
もっとも、当該処分にあたっては、被告人の意思を無視した弁護活動以外にも法廷で被告人に不利な意見を述べたことが重視されたものと考えられます。
~弁護士の交代~
上記の事例のように、弁護士が被疑者・被告人の意思を無視して弁護活動を進めてしまうというケースは、たびたびあるようです。
そこまではいかなくとも、被疑者・被告人に対する報告を怠り、弁護活動の進捗状況について被疑者・被告人が全く知らないということもあるようです。
刑事弁護人たる弁護士には、被疑者・被告人の保護者的役割も求められます。
そのため、やはり原則としては、被疑者・被告人の意向を丁寧に聞き取り、それを最大限尊重した弁護活動を行っていくべきだと考えられます。
また、弁護士は弁護活動の進捗状況を被疑者・被告人に逐一報告することで、強い当事者意識を持たせるように努力していくこともしなければなりません。
それは、被疑者・被告人の深い反省、さらには真の更生につながっていくことになるからです。
ただ、残念なことに日本のすべての弁護士が、このような姿勢をもって弁護活動に臨んでいるわけではないようです。
この点は、上記の事例からもうかがえるところです。
もしあなたの選任した弁護士が自分の意思を聞いてくれない・尊重してくれないならば、すぐに弁護士を交代することを検討すべきです。
盗撮事件をはじめ刑事事件は、その帰趨が将来に大きく影響する重大事件だからです。
「初犯だから大丈夫」「盗撮ぐらいで刑務所に入ることはない」などと、軽く考えていると結果として、取り返しがつかないことにもなりません。
真の更生を果たし再犯を防止するという観点からも、どういう弁護士と一緒に事件と向き合うかは、非常に重要なことだと考えられます。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、刑事裁判に強い弁護士事務所です。
被疑者・被告人に寄り添い、万全の弁護活動で少しでも処分を軽くするよう尽力するとともに、真の更生を実現するサポートもしたいと思っています。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されたという場合は、弊所の初回接見サービスをご依頼ください(初回接見費用:3万3100円)。
名古屋の盗撮事件で逮捕 無罪の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 無罪の弁護士
Aさんは、大型商業施設にある本屋さんで立ち読みしていたOLを盗撮したとして愛知県警中村警察署から出頭要請を受けました。
同署によると、店内に設置された防犯カメラに不審な動きをするAさんが映っていたそうです。
Aさんは自分が無罪であることに間違いはないが、出頭したら逮捕されるのではないかと不安になっています。
(フィクションです)
~盗撮事件で無罪となる可能性~
今回は、刑事裁判で無罪判決が出される可能性があるケースをご紹介したいと思います。
現在お悩みの盗撮事件についても同じような事情がないか、今一度思い返してみてください。
■被告人に責任能力がない
責任能力とは、事物の是非善悪を判断し、それに従って行動する能力のことです。
被告人に責任能力がない場合、被告人に刑罰を科すことは相当とは言えません。
ですから、このような場合は、無罪判決が言い渡されることになります。
実際、責任能力がないとして無罪判決が言い渡されることは少なくありません。
なお、責任能力の有無は、被告人の治療入院歴やアルコール・薬物の摂取の有無、日常の言動など、様々な事情から判断されます。
検察側から提出された証拠だけで足らない場合には、弁護士の協力の下、被告人側からも積極的に証拠を提出していくことが求められます。
■被告人にアリバイがある
アリバイとは、犯行時刻に被告人が現場にいなかったという証明のことを言います。
被告人にアリバイがある場合には、被告人が犯人ということはあり得ません。
時に何かの間違いで、やってもいない盗撮事件の疑いをかけられることがあります。
こうした場合には、積極的にアリバイがあることを示し、検察官の主張する被疑事実が存在しないことを主張していかなければなりません。
もっとも、やみくもに自らのアリバイを主張したところで、何の意味もありません。
信用性のある証拠に基づいて説得的・戦略的に主張を組み立てていかなければならないのです。
そんなとき頼りになるのが、刑事事件専門の弁護士です。
刑事事件を専門にし、日々研鑽を積んでいる弁護士だからこそ知っている戦い方があります。
盗撮事件の刑事裁判で弁護士を探している場合は、まずは刑事事件専門の弁護士に法律相談することをお勧めします。
無罪判決獲得の弁護活動も愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所にお任せ下さい。
まずは無料法律相談から始めましょう。
また、すでに逮捕されてしまっているという場合は、初回接見サービスもおすすめです。
初回接見サービスを利用する場合、愛知県警中村警察署だと初回接見費用が3万3100円となります。
名古屋の盗撮事件で逮捕 冤罪の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 冤罪の弁護士
Aさんは、自身が起こしたとされる盗撮事件について冤罪を主張しています。
愛知県警中警察署に勾留されているAさんと接見した弁護士も、同事件が冤罪である可能性が高いと感じています。
もっとも、名古屋地方検察庁の担当検察官は、不起訴処分で終わらせる方針ではないようです。
(フィクションです)
~冤罪事件が生まれる原因~
近年は、冤罪事件が大きく報道されることが多くなりました。
犯罪を行っていない人が事実無根の疑いをかけられ、長期にわたり身柄を拘束されたり、名誉を傷つけられたりすることは、決して許されないことです。
刑事事件の弁護士は、被疑者・被告人の利益を守り、社会正義を実現することが仕事です。
したがって、冤罪事件の問題とは、真正面から向き合い、最前線に立って戦っていかなければなりません。
今回は、冤罪事件が生まれる原因のいくつかをご紹介したいと思います。
■無罪証拠の隠匿
盗撮事件などの刑事事件では、犯行事実を争うための証拠は、主に警察や検察が集めます。
刑事裁判のテーマは、検察官が被告人の犯行を立証できるかどうかですから、警察や検察が証拠を集めるのは当然です。
この点には、特に問題がないでしょう。
しかし、問題なのは、検察側が時に被疑者・被告人が犯人であることと矛盾する証拠の隠匿を図ることです。
例えば、盗撮事件を含め、多くの刑事事件で重要な証拠になる防犯カメラの映像も隠匿・抹消を図られることがあります。
防犯カメラの映像が有罪に結び付く内容の時は、証拠として採用され、そうでないときは証拠として採用されないということが実際に行われているのです。
このような不当な証拠の取扱いが行われている場合は、その点を厳しく追及して、真実を捻じ曲げるような証明を阻止しなければなりません。
■DVD、ビデオなどの押収・捜索
被疑者・被告人の自宅に性的なDVDやビデオなどがある場合、これらは捜索・押収され、被疑者・被告人の性向・人格を立証するのに用いられることがあります。
しかし、これらの物が過度に重視されることは、誤りを含んだ偏った判断につながりやすくなります。
ですから、裁判官が偏見に満ちた判断をしないよう、裁判では押収されたDVDなどと犯行事実との関連性について十分に反論をしていく必要があります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、1件の冤罪も許さない姿勢で日々弁護活動に取り組んでいます。
身に覚えのない盗撮事件でお困りの方は、ぜひ一度ご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に勾留されている場合には、弁護士を警察署に派遣することも可能です(費用が3万5500円かかります)。
名古屋の盗撮事件で逮捕 釈放の弁護士
名古屋の盗撮事件で逮捕 釈放の弁護士
Aさんは、名古屋市中川区の本屋で女性の背後から盗撮したとして愛知県警中川警察署に現行犯逮捕されました。
会社に事件のことを知られないように、一日でも早く釈放してもらいたいと願っています。
しかし、逮捕からすでに30時間が経過したものの、依然として釈放される気配がありません。
(フィクションです)
~違法逮捕とされなかった例~
刑事事件の被疑者を逮捕する場合、基本となる逮捕は逮捕状を示して行う「通常逮捕」です。
この場合、被疑者を逮捕する警察官や検察官らは、必ず逮捕前に逮捕状を被疑者に示してから逮捕しなければなりません(刑訴法201条1項)。
これに違反した場合、違法逮捕にあたりますから、被疑者の釈放を求める際の根拠となりえます。
もっとも、これはあくまで原則です。
例外的に逮捕状提示前に制圧し、手錠をかけることもやむを得ない事情があれば、逮捕状提示前の逮捕でも違法ではないとされることがあります。
東京高等裁判所昭和60年3月19日判決は、その一例です。
この事件では、逮捕しようとした被疑者が必死に逃走を試みて抵抗したため、その抵抗を排除すべくその場で取り押さえて後ろで両手錠をかけて逮捕した行為が適法とされました。
東京高裁は、
・逮捕後直ちに約10メートル離れた自動車内に連行して逮捕状を示していること
・逮捕状を示すと同時に口頭で被疑事実を告げていること
といった事実を挙げ、
「一連の具体的状況、特に逮捕時に密接し、かつ、殆ど逮捕現場と同一場所と目される場所において被逮捕者に示すなどしていることから違法ではない」
と判断したのでした。
捜査段階における警察官の行為が違法かどうかは、実際に存在していた様々な事情を考慮して判断されます。
ですから、どういった行為が違法なのかを説明することは、非常に難しい面があります。
しかし、これまでには現に違法捜査と認められた事例が多数あります。
したがって、警察や検察から捜査を受ける場合には、捜査官の行為につねに目を光らせ、違法な捜査を許さない姿勢を持っておくことが重要です。
アレっと思ったときには、すぐに刑事事件専門の弁護士に相談してください。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、釈放のための弁護活動にも力を入れています。
大切な方が逮捕されてしまったときには、すぐにお電話下さい。
盗撮事件に強い弁護士が即日対応致します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されたという場合には、初回接見サービスもおすすめです(初回接見費用3万5000円)。
名古屋の覗き(のぞき)事件で逮捕 謝罪の弁護士
名古屋の覗き(のぞき)事件で逮捕 謝罪の弁護士
名古屋市の消防士Aさんは、本屋で立ち読み中だった女性客のスカート内をのぞき見しました。
愛知県警中川警察署によると、小型ライトを用いて女性の背後からかがみこんでスカート内を覗いていたそうです。
現在、Aさんは愛知県警中川警察署で取調べを受けています。
今回の事例は、2015年5月13日伊賀タウン情報ユーをもとに作成しています。
なお、警察署名は修正しています。
~謝罪文について~
覗き(のぞき)事件を起こしてしまった場合、早期の事件解決のためには、弁護士を通じて被害者との示談交渉を行うことが急務になります。
そして、示談を成立させるには、示談金を支払うだけでは足らず、被疑者の真摯な反省を示すための謝罪が不可欠です。
もっとも、性犯罪の被害者は、加害者に対する怒りや恐怖の感情を抱いていることが多いです。
そのため、加害者が被害者に対して直接謝罪するというのは、難しいでしょうし、2次被害を防止するためにも避けた方がよいと思われます。
そこで示談の過程では、加害者の謝罪文を作成し、それを被害者に交付するという方法をとります。
ただし、謝罪文を作成する場合でも、決して油断してはいけません。
その謝罪文ががかえって問題を悪化させてしまうおそれもあるからです。
十分に注意して謝罪文を作成しましょう。
謝罪文を書くという作業は、実は非常に難しいもので、自分の思いを伝えようともその通りに伝わらないということが多々あります。
最悪の場合、自分が意図したメッセージとは真逆のメッセージを受け取られてしまうこともあります。
例えば、謝罪文の中では、反省の言葉と合わせて、「自分の生い立ち」や「どんな刑も受け入れるか覚悟」といった事柄についても言及してしまいがちです。
しかし、自分の不幸な生い立ちに言及すれば、自分の人生のことしか考えていない自己中心的な性格とられる可能性があります。
また、どんな刑も受け入れるという文章は、減刑を実現するための出まかせだと受けとられかねません。
ですから、謝罪文を書く場合には、今一度その内容について検討するとともに、必ず第三者による客観的なチェックを受けるべきです。
いくつもの謝罪文を見てきている弁護士から、様々なアドバイスを受け、真摯な謝罪の気持ちを伝えられる謝罪文を書くことが重要です。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、謝罪文作成のためのアドバイスも行っています。
被疑者から被害者への真摯な謝罪をサポートし、事件の早期解決を図るとともに、被疑者の真の更生を目指して尽力します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されているという場合は、初回接見サービスをおすすめします(初回接見費用:3万5000円)。
愛知の盗撮事件で逮捕 示談の弁護士
愛知の盗撮事件で逮捕 示談の弁護士
Aさんは、モデルのスカウトを装って誘った女性の着替えを盗撮して動画を公開したとして逮捕されました。
愛知県警中村警察署によると、罪名はいわゆるリベンジポルノ防止法違反だということです。
今回の事例は、2015年5月16日日刊スポーツ電子版を参考に作成しています。
なお、警察署名は、修正しています。
~示談を成立させるための工夫~
盗撮事件を起こしてしまった場合、被疑者側の弁護士としては一日でも早く示談を成立させることが重要だと考えます。
この点は、これまで更新してきたブログの中で何度も繰り返してきました。
しかし、実際のところ、いつでもスムーズに示談交渉が進むわけではありません。
ときには、被害者の方が一切示談に応じる姿勢を見せてくださらないということもあります。
ただ、そんなときでも依頼者のために、一日でも早く示談を成立させるという姿勢を崩すことはできません。
様々な工夫を凝らし、示談成立に向けて努力していきます。
そこで今回は、示談を成立させるためのちょっとした工夫についてご紹介したいと思います。
~示談金を受け取ってもらえないとき~
盗撮事件の示談交渉でも、被害者の方には、いくらかの示談金を支払います。
もっとも、被害者の方によっては、示談金の支払いを拒むという対応をされるケースもあります。
例えば、被害者が中高生の場合で、その親御さんが示談交渉に対応して下さるケースを考えてみましょう。
大切な子供が盗撮被害に遭ったとき、問題はお金云々ではないと考えるのは当然でしょう。
また盗撮事件の賠償金を受け取ったところで使う気にもなれないからもらう必要はない、と考える方もいるでしょう。
こうした事態を打開する1つの方法として、示談金の使い道を提案するということが挙げられます。
電車内での盗撮事件の場合は、示談金を使ってグリーン車での通勤・通学をしてもらうよう提案することが考えられます。
今後の防犯対策に役立てるために示談金を受け取ってほしい、という理由をつけて被害者側の納得を得るのです。
もちろん、この方法で全ての示談交渉が上手くいくわけではありませんが、1つの効果的な打開手段と言えます。
弁護士による示談交渉には、こうしたノウハウがたくさん詰め込まれているのです。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、盗撮事件の示談交渉の依頼もお待ちしております。
なお、愛知県警中村警察署に現行犯逮捕されたという場合、初回接見サービスで弁護士を警察署に派遣することも可能です(初回接見費用:3万3100円)。